ある日の台北日記2024その5(3)進化した台湾大学図書館

11時頃だったが、何と2食目に行く。私も前回通り掛かって気になっていた行列が出来るお店。Uさんが是非行きたいというので行列に加わる。何しろメニューもないようで、台湾語中心の会話には自信もなく、こんな機会でもないとは入れない。地元民もいれば、バイクで来る人もいる。恐らくは遠くからわざわざ食べに来た人もいるだろう。

20分ぐらい並んで何とか順番が回ってくる。タイでムーコックと呼んでいる揚げ豚と、腰花を注文してもらう。こりゃ確かに旨い。大満足。今日は腹に余裕がなかったが、次回は絶対鶏肉に挑戦しようと心に決める。実に美味そうな鶏肉が置かれている。2階にも席がありそうだが、開放していない。その後コンビニの2階で食べ物談議に花を咲かせて、午後退散する。

たらたらと帰ってくると、もう午後4時台。近所で気になっている食堂に思い切って寄ってみた。だが、メインはほぼ売り切れ。主食の米粉湯があったので、それに合わせて残っていた内臓系を注文する。何だかよく分からないが、いい塩梅の夕飯となる。午前に食べ過ぎたのでちょうどよい。

5月9日(木)台湾大学図書館で

久しぶりに台湾大学図書館へ行ってみる。台湾図書館、国家図書館が何となく不発に終わっており、ここで何か発見できない物かと期待をかける。フラフラ歩いて行くと、途中にチェーンのとんかつ屋があったので、初めて入ってみた。まだ早い時間でお客はいない。注文の仕方も良く分からず戸惑う。味はまあまあで料金もまあまあ。ようは可もなく不可もなく、という感じだが、あまり食べた気がしない。

図書館に入ると、何とも大きく変わっていた。まず1階は完全に変貌しており、明るくきれいな空間が広がっている。そして何より総合案内所があり、親切なお姐さんが対応してくれる。これまで注音字母が打てなくて検索できなかった資料を検索してくれたのは何とも有難い。大学図書館も市民に開かれていくということだろうか。

検索してもらった資料を探しに4階へ行くと、これまで知らなかったスペースに辿り着く。伊能文庫と書かれており、そこにも沢山の資料があった。7年ほど前からこの図書館に通っていたが、こんな発見があるとは。いつもと同じ行動を取らないことの大切さを知る。最後にコピーを取ろうとしたが、コピーの仕方を忘れてしまい、またもお姐さんに助けられた。また来よう、台湾大学。

午後、外は猛烈な暑さだったが、何となく歩いて帰ることにしてしまった。ただ途中でバテテしまい、ドリンクを買おうかとコンビニを探すと、目の前にマックがあり、チキンバーガーとドリンクで50元と書かれている。正直台湾のマックは高いので敬遠していたが、これならいいかと入ってみた。ただその店は席が無く、立って食べる羽目になる。暑い中足を引きずりながら帰る。

5月10日(金)台北のモスクで

今日は金曜日。Aさんから教えられた台北清真寺の礼拝日。しかし何故か午前10時頃に行ってしまう。当然ながら誰もいない。取り敢えず入ろうとするとヒジャブーを被った女性が丁寧に招き入れてくれた。そして『礼拝は12時頃から人が来ますよ』と教えてくれる。更には『モスクの歴史などが知りたいのであれば』といって、事務室に入っていき、なんとモスクの事務局長を紹介してくれた。彼は『さすがに今日は忙しいので、知りたいことがあれば、月曜日から木曜日に来てくれ』と笑顔で言う。

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