愛知、奈良お茶散歩2014(5)宇治 茶葉がキープできる宇治茶ファンの店

4.宇治

作品展

今日の日程は終了した。参加者は三々五々分かれて行った。私はIさんが宇治へ行くというので、車に乗せてもらった。宇治の茶問屋Tさんがいるので、昨日メールしたところ、『今日は東京出張で会えない』と言われていた。だがそれでも行った。今千葉の幕張でFoodexが開催されており、お茶関係者が多数出掛けていた。Tさんも宇治から日帰りで駆け付けた。

 

Iさんは宇治の平等院のすぐ近くにあるお茶屋さんに向かった。ここで知り合いの若者が陶芸展を開催しているのだという。奈良で支援しているお寺の関係で知り合ったらしい。奈良から宇治へ、そして奈良の陶芸家の作品を見る、何だか不思議だ。

 

『隠れ宇治茶ファンの店』と書かれたその店は赤門茶屋。常連さんがお客の中心なのか、何とマイ茶葉キープが可能なお店だった。西尾で抹茶を見学した後だっただけに、これまで以上に抹茶に対する関心が高まっていた。

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抹茶と和菓子を頂きながら、陶芸作品を見た。なかなか発表の機会がないというが、若者らしい、新しい感じの作品だった。今後彼らの為にもっとさまざまな機会、例えばアジアに作品を紹介する、などもあるといいなと思う。

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お店は6時で閉店。もっと居たかったが、これもまたご縁である。Iさんに宇治の駅まで送ってもらい、電車に乗る。元々は東京に帰るはずだったが、何と今日は京都に泊まることになっていた。

 

5.京都

アパホテル

Tさんから指定されたホテルは京都駅前のアパホテルだった。そこにネットで予約を入れ、向かったが、何と最初に見つけたホテルに私の予約はなかった。駅前にアパホテルは2つあったのだ。それほどにこのチェーンホテルは急速に拡大していた。

 

ようやく見つけたそのホテル、フロントでチェックインしようとしたところ、電話をしていた従業員の言葉が耳に入る。何と私がネットで予約した料金より、今電話予約した料金の方が500円安かったのだ。何となくその点を指摘するとフロントマンは『いいですよ、今日の料金で泊まってください』というではないか。そのような柔軟性がこのホテルにあったのか、これからはもう少し料金に敏感になろう。

 

これまで毎日、美味しいものを食べてきたこと、そして少し疲れたことから、今日はコンビニでサンドイッチを買い、部屋でテレビを見ながら食べた。今晩はなぜか、サッカー男子の日本代表と女子のなでしこジャパンの試合が両方あったので、ダラダラとみていた。

 

すると9時過ぎに電話が鳴り、何とTさんがロビーに来ていた。東京から新幹線に乗り、京都駅で降りて寄ってくれたのだ。何だか劇的な再会のような気分。だがTさんはこれから宇治まで帰るので、少し話して別れた。明日の朝また迎えに来てくれるという。有難いことだ。

 

サッカーの試合の合間に、大浴場に行き、汗を流した。誰もいなかったので、ゆったりとお湯に浸かった。日本の旅、それもわずか3泊なのに、ちょっと疲れていた。

 

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