インド アユルベーダの旅(5)ロナワラ ヨーガコンファレンスに出席

1月17日(金)
3.ロナワラ1

ヨーガコンファレンス

翌日は朝からロナワラのヨーガコンファレンスに出席するため、車で出掛ける。2泊させてもらったゴレ家を後にするのは残念だが、仕方がない。ゴレ家の車に荷物を積み込み、出発。ロナワラへは5年前に行ったことがあるが、私はヨーガを実践している訳ではない。そんな者がヨーガの会議に参加してよいものだろうか。A師夫妻、ゴレ夫人、そしてHさんも参加するので、何となく見に行くことにした。

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場所はロナワラ郊外の立派なリゾートホテル。このコンファレンス、私の予想を遥かに超える大規模なもので、数百人が参加していた。先ずはインド音楽が演奏され、主催者のガローテ氏があいさつした。ガローテ氏の父上はヨーガに関する偉大な研究をした方で、現在は息子がその遺志を継いでいる。

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ヨーガはインドではポピュラーとの誤解が日本にはあるが、僅か80年前までは科学的に研究されることもなく、インドの上流階級で行われることもなかった。ヨーギと呼ばれる修行者が実践する特殊な技法であり、アウトサイダーとして生きてきた。現在米国や日本で行われているヨガの多くは、本来のヨーガとは異なる、または一部だけを切り取った内容であり、かなりかけ離れた存在のようだ。

 

このコンファレンス、登壇者もユニーク。ロシア出身のヨーギが話したり、A師の昔の同窓生が出てきたり。正直言って、専門的な内容、聞いたこともないことも多く、英語であることも含め、話はチンプンカンプン?とにかくこの会場、冷房が効き過ぎて寒かったのはよく覚えている。

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途中にランチがあり、ビュッフェ。大勢の人が一度に屋外で食べる。爽快な感じ。参加者はヨーガを学ぶ学生が多いようで、モリモリ食べていた。また各地から集まったヨーガ関係者はお互いに声を掛けあい情報交換に余念がない。日本に関する興味も高いようで、A師なども声を掛けられていた。因みにこのホテル、夜は結婚式があるようで、豪華なセットが作られていた。インドの結婚式もどんどん派手になっているらしい。

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夜車に乗り、プネーに戻る。今晩からラトールさんの家にお世話になることになっている。ラトールさんの家も5年ぶり。その夜は遅くに帰り、ランチの食べ過ぎで、そのまま寝てしまった。実は夕飯は用意されており、翌朝頂いた。インドの普通の生活パターン、良く分からない所がある。

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