軽井沢で過ごす2014(1)雰囲気のある追分宿

《軽井沢で過ごす2014》  2014年7月11₋12日

 

軽井沢と言えば、30年近く前、新入社員だった時に、会社の寮があったので、テニス旅行に行ったことを思い出す程度。東京からそれほど遠い訳でもないが、私にはあまりご縁の無い場所だと思っている。

 

今回日本に帰ってくると、元勤め先の後輩が2₋3人、会社を辞めて新たな道を進み始めていた。そのうちの一人、Tさんは中国勤務が長かったが、最近のFacebookの写真はなぜか軽井沢が多いなと思っていた。何と7年も前から週末軽井沢生活をしており、ついに東京から軽井沢に転居、会社も辞めて、現地で新たな仕事を始めるという。

 

久しぶりに会ったTさんの『外国人も軽井沢には興味を持つと思うんですよね』の一言に釣られて、ちょっと行ってみようかなという気になり、ちょうど1週間後に2日時間があったので、1泊2日の軽井沢の旅となった。

 

7月11日(金)

軽井沢まで

軽井沢に行くには新幹線があることは分かっていたが、先日の牧の原行でもバスが安いと知ったので、Tさんの指示に従い、バスを予約した。8:10に池袋東口を出発して3時間ほどで軽井沢に着く。料金は片道2600円だが、4枚回数券を買うと8200円なので、2人で行けば一人片道2050円で行くことが出来る。思ったほど高くはない。

 

朝電車で池袋まで行く。東口のどこに乗り場があるのかと思ったら、本当に駅の前にあった。これは便利だ。しかもチケット販売所には椅子もあり、トイレもあるので、問題ない。日本は?東京は?この辺がアジアに比べてとてもきれいでよい。バスは甲信越。北陸だけではなく、関西行などもあり、次々に出発している。今後国内旅行はバスの活用を考えよう。

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車内も快適で、すぐに眠りにつく。渋滞もなく1時間半ぐらいで上里ドライブインの休憩がある。天気がすごく良くて、気分もノリノリになる。ちょうどTさんから電話が入り、『軽井沢プリンスで降りてください』と指示が出た。良く分からないが、彼は今その辺にいるらしい。運転手さんに告げると頷かれた。その後富岡辺りを通過。富岡製糸場が世界遺産となっており、次回があればこのバスで富岡を訪れてみようかと思う。

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10時半過ぎに軽井沢の街にバスは入った。軽井沢72という有名なゴルフ場があり、何となく軽井沢に来た気分になる。運転手さんが『今日は渋滞がありませんが週末この道は車で動かなくなりますのでご注意を』とアナウンスする。よく考えると明日は土曜日、帰りは混んでいるのだろうか?

 

アウトレットモール

軽井沢プリンスホテルは、高原リゾートの雰囲気に満ちたよさそうなホテルだった。既に夏のシーズンが始まっているのか、ロビーには人がかなりいた。外国人の姿も見られる。周囲の庭も美しい。宿泊料金、高いんだろうな、などと考える。

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Tさんがやって来て、先ずはホテルの向かいにある軽井沢プリンスショッピングプラザというアウトレットへ行く。ちょうど改装してリニューアルオープン、店の数も増えたという。それにしても規模の大きいなアウトレットだ。一日見ていられそうだ。店の数は更に増えるというのだから、日本ではこのような形態のビジネスが儲かっているということか。

 

散歩がてら、フラフラ歩いていると、広東語や台湾語も聞こえてくる。香港人や台湾人は、本当にアウトレットが好きだ。御殿場でも入間でも、どんな場所にあってもちゃんと公共交通機関を乗り継いでやってくる。中国大陸人も来るようになるだろうか。

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チョコレートのゴディバの店がある。チョコが本当に安いので驚いた。アイスクリームなども売っており、かなり人気があった。私も抹茶チョコクッキーを買ってみる。定価の4割引きなどという表示を見ると、誰でも手が出てしまいそうだ。ちゃんと小分けで買いやすい設定にもなっている。

 

一流ブランドだけではなく、フードコートやドラッグストアーもあり、多様な客層を取り込んでいるように見える。Tさんはここで狙っていたバッグをかなり安く買ったとのこと。バスを途中下車したことで、良い物を見せて貰った。

 

追分宿

Tさんの車で軽井沢観光へ。途中スーパーで買い物していた奥さんを拾い、T家へ。T夫人とは20年以上前に香港で一度食事をしたことがあった。が、お互いその頃のことはよく覚えていない。ここでの再会、面白い。T家は木々に囲まれた中にひっそり建っていた。

 

車で追分宿へ。軽井沢の隣、昔の宿場町、追分宿は道沿いに少し古い建物などが残っている程度であるが、何となくその落ち着いた雰囲気が好ましい。本陣跡などは今でも人が住んでいるようであり、観光地とは違った味わいがある。ここにあるそば屋さんでランチを頂く。お店の雰囲気が良く、外国人などが来れば喜ぶだろう。盛りそばと天丼のセットも美味しい。

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食後ブラブラと歩いて見る。油屋、という立派な建物があった。今では民芸展示館、カフェなどになっているようだったが、外観がなかなか良い。江戸時代にこの辺りを歩いた人の気持ちになっていたのかもしれない。天気さえよければ歩いていて楽しかったのではないだろうか。

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Tさんは少し畑を借りて、ブルーベリーを育てているという。その畑へ行ってみると、そこは景色のよい田舎。軽井沢郊外にはこんな所もあるのか、と思ってしまう。植物を育てていると気候にも敏感になり、また収穫の喜びも味わうことが出来るので、良いと思う。

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1 thought on “軽井沢で過ごす2014(1)雰囲気のある追分宿

  1. 軽井沢は高級リゾートの雰囲気が
    最近では手軽に行ける避暑地に
    なりましたね
    アウトレットも行きやすさの一つになっているのですね
    なんといっても気候のよいところと高原野菜の美味しいのは魅力ですね
    ブルーベリーのジャムでモーニング
    良いですね住みたくなります

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