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チェンマイ滞在記2023その2(2)5 アジア大会を見て過ごす

午後はアジア大会の卓球などを見て過ごす。もうこうなると日本生活の日常とあまり変わらなくなっている。夕方腹が減ったので、近所を探索してみる。白人さんもよく見かける食堂に入ってみる。英語が上手い女性がオーダーを取ってテキパキ働く。ここにはなんとフュージョンと書かれたベトナム風バインミーが存在していたので、頼んでみる。とんかつとチーズをパンに挟んで、内臓ペーストを塗っている。これはベトナムにはないだろうな。

夜はゆっくりとアジア大会を見る。女子卓球では張本美和が光る。今後の日本女子をけん引するのだろう。バドミントン、日本勢は今一つ勢いがないな。そしてサッカー女子の日本対北朝鮮。なでしこ2軍でも勝ててしまう。今の日本サッカーは男女ともツキがあるのか、強くなったのか。

10月7日(土)アジア大会終盤

今朝はパンを買いに行ったついでに目の前の食堂に入った。朝は軽く鶏麺でも、と思ったのだが、何とここには麺はなく、カオマンガイの店だった。仕方なくカオマンガイを頼んだのだが、予想以上に旨くて、全部食べてしまった。やっぱりタイの鶏肉は美味いということだろうか。

昼はパンをかじりながら、アジア大会終盤を見る。卓球はどうしてみ中国に勝てないようだが、もう勝利するまでそう遠くはないという感じもする。しかしアジア大会をこんなにちゃんと見る機会は恐らくなかったと思う。この大会はオリンピックでも世界選手権でもないが、マイナー競技者にとって重要な大会だろう。またタイ国内でもタイ選手の活躍を中心にかなり見られているらしい。

夕方早めに外へ出て、チャーハンと空心菜を食べる。これは美味い。それからまた部屋でアジア大会サッカー男子。日韓戦だ。韓国はイガインまで登場しているが、日本は代表クラスの選手は全くいない。これってどうなんだろうか。選手層が厚い、ということだけだろうか。新種目、ブレイキングというも見たが、いよいよ競技というよりパフォーマンスの時代に入っている。

10月8日(日)雨季

朝は疲れたので、ダラダラ過ごす。昼前に外へ出て、気になっていた店に行く。そこはカオマンガイ屋?カオソイ屋?だがメニューにあるゴーヤースープが旨いと思われたので、カオマンガイと共に注文する。若い店員は英語を話す。店員ではなく、ここは華人の一族経営らしい。そしてスープは予想をはるかに上回る旨さ。やっぱり華人料理だろう、これは。

午後かなり強い雨が降っている。もうそろそろ雨季は終わると思っているのだが、最近は異常気象だから、どうなるだろうか。まあ天皇杯準決勝を見て楽しく過ごす。夕方雨が上がったので、近所で夕飯を食べる。前回マッサマンを食べた食堂で、今回はパスタを食べてみる。何だか意外に美味くて満足。チェンマイにはこういう店がいくつかあり、重宝する。

10月9日(月)ハノイへ

早朝目覚めると、ラグビーワールドカップの日本対アルゼンチン戦をやっている。今回の日本チームはなぜかちょっと覇気がないように思え、そのまま今大会を終了してしまった。ベスト8と言えばサッカーもそうだが、目標と現実はなかなかマッチしないものだ。ただラグビーは国籍に関わらず、色々な人々が代表になれて、技術も高まっており、全体としては楽しく見られる。

朝飯を食べようと外へ出る。気になっていた食堂の前を通ると、カオカームーが置かれていたので、それを注文してみる。なかなかの味付けで値段も安いので、今後はここで食べようと思っていたが、次に行った時は、もうこの店はなかった。チェンマイも世界的な不景気のあおりを受けて大変な状況になっているようにも思えた。

チェンマイ滞在記2023その2(2)4 鶏脚麺から蘭州拉麺へ

帰りに近所で車を降りる。昨日中華系を食べたことにより、もっと食べたくなってしまい、ネット検索すると、近所に評判の良い中国料理屋を発見した。そこは立派なコンドミニアムの中にあるとのことだったが、何と見付けることは出来なかった。どうやらすでにその店はなく、別の中国料理屋が開店準備をしている。この辺も店の入れ替わりが激しい。

仕方なくロビー付近で麺を食べることにした。鶏麺を注文すると『もうほとんど鶏肉はないが、鶏の手足入りスープでいいか』と聞かれたので、応諾した。大根がしみ込んだスープ。何だかとても懐かしさを感じながら、ゆっくり食べる。コラーゲンたっぷりだろうか。60バーツ。

午後は実に久しぶりの方がチェンマイに来たというので会いに行く。城壁の南側にあるホテルを探す。Grab運転手も迷う。この辺はあまり歩いたことがない。何とか探し当てると、そこにMさんがいた。Mさんとは10年ほど前、バンコクの会などでお会いしていたが、二人で会って話すのは初めてではないだろうか。

出張で来たというが、お歳は私より上で、そろそろ仕事をセーブしたいようだ。そしてどこかいい所があれば2₋3か月滞在も検討しており、チェンマイもその候補だった。私としてはただボーっとしている場所として適しているかは置いておいて、もし歴史や文化、民族などに興味があれば、ここはお勧めだとお話した。

夕方6時までずっと話し続けていると、そこへNさんが迎えに来てくれた。今晩はNさんと食事予定で、わざわざここまで来てくれた。MさんとNさんは一応業界も近いので、ご紹介した。それからNさんの車でレストランへ。ここは観光客用で、音楽もあり、実に煩い。私はテレビに映るアジア大会のバレーボールをじっと見つめる。ガイドのケンサンも合流して、更に賑やかになる。料理は豊富で食べやすいのだが、やはり何かが物足りない。夜は勝手に更けていく。

10月6日(金)ついに蘭州拉麺へ

何だか疲れたので、朝の散歩を休む。昼前にようやく外へ出て、前から気になっていたカフェへ向かう。朝食メニューにクロワッサンなどがあるのは普通だが、何故かとんかつやカレーも載っていて、しかもこれが安い。だが、先日は夕方ですべて売り切れ、その次はお休みと、全くありつけない。そして今日こそはと思って出てきたが、なんとスタッフが不在でやはりありつけない。何ともし難い食堂だ。

仕方なく、通りまで出て、ついに蘭州拉麺へ入った。改装中だった店がオープンしており、中はきれいだった。レジのお姐さんの華語が何ともたどたどしくて愛らしい。150バーツの牛肉麺を注文。多分バンコクより30バーツ安い。因みにこの店はチェーン店で、タイ全土に9店舗あるらしい。なぜか謎のゆで卵付き。麺そのものはごく普通なので、150バーツも出して食べるのは中国人位しかいないと思われる。

午後はアジア大会の卓球などを見て過ごす。もうこうなると日本生活の日常とあまり変わらなくなっている。夕方腹が減ったので、近所を探索してみる。白人さんもよく見かける食堂に入ってみる。英語が上手い女性がオーダーを取ってテキパキ働く。ここにはなんとフュージョンと書かれたベトナム風バインミーが存在していたので、頼んでみる。とんかつとチーズをパンに挟んで、内臓ペーストを塗っている。これはベトナムにはないだろうな。

チェンマイ滞在記2023その2(2)3 2日続けてTea Galleryへ 

10月4日(水)Tea Galleryへ

今朝はパンをかじってから、久しぶりのTea Galleryへ向かう。今年の頭に訪問した時はバイクを呼び、風が寒すぎたが、今回は肩肘の調子が悪く、さすがにバイクの後方に乗るには不安が大き過ぎたので、車を呼んだ。ターペー門から行くよりちょっと遠いが、BoltはGrabより安いので費用はバイクとトントンだった。

馬さんに無沙汰のあいさつなどしていると、彼女の方のビジネスは着々と進んでいると知らされる。そして来客も多く、かなり忙しい。それでも私の相手をしてくれるのは何とも有難い。ミアンの歴史調査を何とか進めたいが、その道はあるだろうかと相談する。それにしてもミアンとは一体なんであり、それは茶の起源ともかかわるのだろうか。そして北タイの文化、タイ人との関わりなどに思いが至る。

ただ帰るのはつまらないので、ターペー門で車を降りた。前回1か月滞在したこの付近の様子を見てみたが、工事中の建物や道路がある。そしてその先を左に曲がると、ミャンマー人がやっている中華料理屋が目に入る。前回1度だけ訪ねたことがあるが、そこの女性は完璧な華語を話し、台湾に長く住んでいたと言っていた。

実は彼女、シャン州出身ながらチェンマイに移住。更にそこから台湾へ渡り、10年以上を過ごしてまたチェンマイに戻ったのだという。彼女の作る料理は本格的とはちょっと違うのだが、なぜかとても美味しく、満足できる。水餃子と肉茄子でお腹が膨れた。しかし何といっても、彼女と華語で会話するのは楽しい。やはり台湾が恋しいのだろうか。

腹がくちると散歩する。見慣れたお寺の20バーツ麺も、その近くの牛肉麺も、そしてその裏のラーメン屋も健在だったが、何となく1月ほどの賑わいはない。これは今が雨季で観光客が少ないということで、説明できるのだろうか。中国人が来なくても、白人や韓国人で賑わっていたあの光景は何だったのだろうか。

午後ちょっと雨が降る。止むと夕焼けになる。雨が降った後はちょっと涼しい。今晩は麺を食べようと、近くの食堂へ入る。ここは雨が降っても少し遅くてもやっている、私にとってとても便利な食事の場。コロナ前は白人や日本人のお爺さんたちのたまり場のようになっていたが、今はその数は少ない。経営が心配される。

10月5日(木)再びTea Galleryへ

朝いつものように散歩する。そして五差路でいつものようないい匂いに巻き込まれ、吸い寄せられた。前回は試しに二本だけ買って歩きながら食べた串焼き。今日は耐えられず4本買い、更にはカオニヤオまで買ってしまった。それでも僅か29バーツ。本当に安い。焼いている人は煙にまみれて大変だ。部屋まで持って帰り、朝から幸せ。

10時前に昨日も来たTea Galleryへまた行く。馬さんから『明日は日本人学生が来るから、あなたも来たら』と誘われたので、よく分からないが行ってみることにした。既に山形大学農学部の学生数人、そしてチェンマイ大学の学生も数人来ていた。どうやら夏休みのプログラムで山形大の学生が短期間チェンマイ大に滞在しているらしい。

そして今の農学部はある意味最先端の場。発酵などの技術についても興味を持ち、ミアンの話、そしてそれを使った加工食品を学びに来ていた。私からは四国にも同様の茶があることを説明したが、どこまで響いただろうか。そして馬さんが雲南回族で、イスラム教徒だからハラール認証なども取得していることを話すと、そちらにはかなり興味を持っていた。面白い傾向だ。

チェンマイ滞在記2023その2(2)2 プラーオからチェンマイ大学へ

市場の見学が終わると、Kさん宅で朝ご飯。Kさん特製のスープとジョークをUさんも交えて頂く。このスープが堪らなく旨い。特製漬物もほぼ食べ切ってしまった。本当にKさんの料理は有難い。昨晩に続いて、リス族などについて、Uさんに教えてもらう。専門家がいることは何とも有難い。

そして一度宿に戻り、チェックアウトした。要はお金を払っていなかったのだ。すると向こうから白人さんがやってきた。何とドイツ人で、ここのコテージに長期滞在しているという。しかも職業は絵描き。この宿のために何枚か絵を描いていると言い、見せてくれた。同じ画家?であるKさんも興味津々で会話に加わる。

Kさん宅に戻り、シャインマスカットを食べながらダラダラと過ごし、昼過ぎに出た。奥さんと3人で街の食堂でお昼を食べる。ここには英語メニューなどはなく、私は感覚で、Kさんは翻訳アプリを駆使して、自分の食べたい物を注文する。町の食堂の料理は油が多めで、華人系の味がした。ご馳走様でした。

そして昨日の市場をもう一度見学した後、2時半のロットゥに乗り、チェンマイへ戻った。乗客は8割程度でゆったりと帰る。時間もやはり2時間はかからず、早めにバスターミナルへ入る。少し腹が減ったので、そこでカオマンガイを食べて、歩いて帰宅する。肩が少し痛いのだが、まあ何とかなっている。

部屋に戻ると、アジア大会の中継を見る。女子ソフトボール決勝、日本対中国。何と途中から、あの上野由紀子が登場した。15年前上野の413球で有名になってから今日まで現役を続けていたとは。中国チームもレジェンドを見る目は暖かい。結局上野は抑え、また優勝した。彼女には一体何が求められているのだろうか。恐ろしい。

10月3日(火)チェンマイ大学へ

2日ほど部屋を空けたので、朝から生活物資の調達に向かう。まずは回族牛肉麺を食べて、パンを買い、更にフルーツにも手を出す。もうほぼこのパターンで生活は潤いを持つ。特にフルーツをこんなに思い切って安い料金で食べることは日本では難しくなっており、有り難い。

宿から通りまで出る。そして通りを渡り、ソンテウを拾う。ここからチェンマイ大学へソンテウで向かうのは初めてだ。30バーツで難なく運ばれる。久しぶりに校門を通り、庭のようなキャンパスを歩いて行く。何となく懐かしい母校を歩くような気分となる。そして人文学部の近くになってきた。

今日会ったのは華人系研究の教授だったが、何だか部署が移動となっており、何と海外の大学交流などを担当していた。彼は英語も中国語も堪能なので、白羽の矢があったのだろうか。またここでも潮州人について、根掘り葉掘り聞いてしまった。どうしても知りたいが、どうしても全容がつかめない謎の人々。

面談が終了して、池の方へ歩いてみる。コロナ前、中国人が映画の聖地巡礼で沢山訪れていた場所だ。そこにおしゃれなカフェがあったのは前から気づいていたので、今回は思い切って入ってみる。アイスティーとパスタを注文して、外の席で一人寛ぐ。中国人客も何組かいたが、そこまで気にならない。ああ、いい雰囲気だ。帰りもまたソンテウを捕まえる。

午後は休息を取っていたが、夕方早い時間に腹が減る。ただ何故か遠くまで歩いて行く気力がなく、近所で気になっていた食堂に入ってみた。ネット上ではマッサマンカレーが旨いと書かれていたので、注文すると確かに食べやすい。コーラで流し込むと南国な感じが一層引き立つ。それにしてもこのカレー、どこから来たのだろうか。夜はまたアジア大会で過ごす。

チェンマイ滞在記2023その2(2)1 プラーオへ

《チェンマイ滞在記2023その2(2)》  2023年10月1₋8日

10月1日(日)プラーオへ

今朝は早起きして、オンライン報告会を実施。日本との時差2時間はやはりちょっと大変だ。10時過ぎに終了して、少し準備してすぐにバスターミナルへ向かう。出発30分前に着いたので、取り敢えず麺を啜る。そうしているともうロットゥが到着していて、皆さん乗り込んでいた。

今回は助手席に乗ったので前が良く見えて快適。ロットゥ自体は前回乗っているので特に不安はない。日曜日ながら、途中からはほぼ車も走っていない道を行く。ちょうど真ん中の滝のところで連絡を入れたが、その後のスピードが速く、計1時間40分ほどで、懐かしのプラーオの街に入った。

ターミナルで降りるとKさんが迎えに来てくれた。そしてすぐに市場へ向かい、晩御飯の材料の一部を買う。市場は閑散としていたが、(食べるための)虫などを売る店が増えており、2月に来た時とは、少し様子が変わっていた。そこからKさんの家へ行き、休息しながら、Kさんが描いている絵を見せてもらう。その絵には山岳民族が描かれており、何とも素晴らしい。料理や音楽も含め、Kさんの才能には脱帽だ。

そこから山の温泉に向かう。K夫人はリス族であり、彼女の村の近くに温泉がある。ここはリス族が作った温泉だと言い、入湯料金は一人僅か10バーツと格安。広々とした空間で源泉をぬるくしたお湯にゆったりと浸かれるのが何とも良い。普段は誰もいないらしいが、この日はリス族の女性たちが団体で訪れており、なんと混浴となる(勿論誰も裸になるわけではない)。温泉の効能などは誰が教えたのだろうか。因みに私の上半身裸の入浴写真をKさんが撮影してFBにアップ。多くの方から『随分と太りましたね』とコメントを頂く。

夕方、リス族研究者のUさんも加わり、Kさん宅で焼き鳥を食べながら歓談する。Uさんとは8か月ぶりだが、色々とあったようで、リス族研究はどこまで進んでいるのだろうか。K夫人が中国語で『今度サムリ村でイベントがある』と伝えてくれた。何だか興味を惹かれたので、それに参加すべく、またこちらを訪問する予定とした。Kさんは『折角だから見学ツアーを企画しよう』と言い出し、事態はここから予期せぬ方向に動いて行く。

夜、Kさんが予約してくれた宿まで送ってもらった。ここは街の中心から2㎞ほど離れているだろうか。宿はコテージ風でよい。敷地内にはプールまである。道路脇には店があり、鍋など食っている人たちがいた。私はやることもなかったので、ちょっと散歩のつもりが街まで歩いてしまう。途中暗い夜道で犬に吠えられ苦戦する。夜8時、プラーオの街はほぼその1日を終えていた。

10月2日(月)朝市

朝6時前に目が覚めた。ちょっとスマホを見ていたら、急に停電になる。部屋の外へ出たら、既に明るくなっており、そのまま道路まで出てみる。すると道の向こうに広がる田んぼ、そのまた向こうに薄っすらと朝日が昇って行くのが見える。その陽がどんどん広がっていき、鮮やかになっていく。ああ、私にこれを見せるために停電になったんだな、と思うと、爽快な朝を感じる。Kさんが既に迎えに来てくれ、一緒に撮影する。

プラーオでは週に一度、月曜朝一が開かれるというので、出掛けてみる。思ったよりずっと広い敷地で市場が開かれていて驚く。野菜や果物から、服や雑貨、日用品は何でもここで調達できそうだ。ブドウの脇にシャインマスカットが売られている。普通のブドウの10倍の値段がするがとても美味しい。これは中国製だろうか。

チェンマイ滞在記2023その2(1)3 朝はムスリム、夜はインド

9月28日(木)朝はムスリム、夜はインド

今朝は珍しく雨が降っていた。朝飯はなしかと思っていたらちょうど止んでくれたので外へ出た。先日散歩していて気になっていた牛肉麺屋に行ってみる。気になった理由は作っている女性がヒジャブーを被っていたこと。雲南回族がやっている店らしい。牛肉は大きくてかなりいい肉のように思える。スープの味も良い。これで50バーツならまた来ようと思う。

それから先日発見したベーカリーでパンを買い、更に散歩しているとちょうどポメロを剥いているところに出くわしたので、思わず売ってくれと頼む。これだけの手間をかけて僅か40バーツとは、有り難いやら申し訳ないやら。ただ次に行ってみてももう売ってくれなかったので、あれは偶然だったのだろうか。

また雨が降り出し、部屋に閉じ込められた。夕方何とか脱出してみると、なんと大きな通りも水が溜まっており、通行にはかなりの不便をきたしている。こういうインフラはバンコクもそうだが、経済成長したタイの遅れている部分だろう。

ニーマン付近にインド料理屋があるというので、ちょっと覗いてみる。きれいな店舗を覗いていると、中からタイ人女性が出てきて、『食べていきなさいよ』というので、まだ4時台で誰もいない店で、ナンとカレーを頬張る。セットメニューは食べ切れないほどの量だったが、昼抜きだったので、食べてしまった。これではいくら散歩しても痩せることはない。夜は連日放送されているアジア大会を見る。

9月29日(金)ガイヤーン

朝起きるとラグビーワールドカップの日本戦を後追いで見た。今年は特に国際大会の放送が多くて何とも忙しい。ただ各テレビ局はただ大会が盛り上がればよいという感じで、ひたすらいい話ばかりをしているが、日本全体の実力は決して向上している訳でもなく、ただ期待だけを述べるのは無責任かと思った。勿論やっている選手は高い目標に向かっていくのは良いが、もっと冷静な解説(解説者が単なる応援者となっているケースも多過ぎる)を求めたい。

昼前にガイヤーンの店を発見した。いい感じの煙が上がっているのが何とも良い。おじさんに『美味い鶏食ってけよ』という感じで招き入れられたので、チキンハーフサイズを注文。そこにはチキンウイングやネックもあり、次回挑戦しようと思う。こういう店には白人さんも沢山来ている。彼らにとって分かりやすい食べ物ということだろう。もう遠くの有名店に行く必要はない。

夕方チャンプアックバスターミナルに出掛ける。今度行くチケットを買いに来た。もう慣れた場所なので迷うこともない。私も随分とチェンマイに慣れたなと感じる。歩いている道はまだ水たまりが多く、交通にも支障があり、中には車が動かなくなっているものまである。帰りに何気なくクイッテイアオを食べる。チェンマイに来てから単純なクイッテイアオを食べたのは初めてかもしれない。

9月30日(土)中秋節

タイでもバンコクなどでは中秋節に月餅を売り込む姿が近年みられるが。チェンマイでも売っている。これは華人が多いというより日本のクリスマスケーキのようなものだろう。SNSには中秋節メッセージが溢れ、私も中国、台湾、東南アジアの華人らにメッセージを送る。

今朝はどうしてもジョークが食べたくて、近所で見付けておいた店に入る。店主の顔立ちは華人。そして昼過ぎまではジョークや洋式朝食などを出す店だが、夕方からはピザをメインにした飲み屋になるらしい。この辺はいかにも潮州系がやりそうなことだ。肝心のジョークも合格点かな。

実は先日散歩していて、きれいな白い仏塔を見た。だがどうやってそこへ辿り着けるのか、道が分からなかった。今日はちゃんと探そうと、食事の後歩き回る。何と私が見ていたのは裏側で、通りに面したところに入り口があり、かなりの規模の寺だということが分かった。中に入り、静かな朝をエンジョイする。

昼はまたニーマン方面へ向かう。裏通りの角に麺屋があった。ここは完全な華人系で、メニューに中国語も日本語もある。先日ホーチミンで食べた臓物系麺を想像して注文したが、残念ながらそんな味ではなかった。やはり単なる観光客向けの店は少し残念かもしれない。それでもお客は沢山来ている。勿論料金も少し高い。帰りに週末で人が多い、ワンニーマンをすり抜け、静かな我が家に辿り着き、ホッとする。

チェンマイ滞在記2023その2(1)2 生活を整える

取り敢えず日用品を買おうと、MAYAに向かった。ここの地下にスーパーがあるので、何でもそろう。一番必要だった電気ポットも安く手に入った。バスタオルなど今日必要なものだけを買ってアパートに戻り、無事入居した。帰りに広い道路脇で牛が飼われているのを見て、さすがチェンマイ、と思ってしまった。因みにMAYAの交差点は昔から渋滞するが、歩行者用ボタンは手を触れる必要がなくなり、手を振るだけで信号が変わる。これもコロナの影響だろうか。

更に水とドリンクを買って部屋に戻ると、ケンサンがやってきた。昨日できなかったツアーの相談のためだった。近所を歩くと、この辺では有名なカオソイメーサイという店に人だかりができていた。その横の可愛いカフェで打ち合わせした。おじさん2人には似つかわしくない場所ながら、来月のミアンツアーは決行されることになった。

ケンサンと別れるとまたニーマン方面へ行く。そしてなぜか昨日と同じ食堂で別メニューを食べている。他にも店など一杯あるのに、と自分でも思うのだが、何だか止められないのはなぜだろうか。ただこの店で、蚊に刺されたので、明日からは別を探そう。

9月26日(火)近所の散歩で発見

朝起きると快晴だった。8時に部屋を出て散歩する。昨日見たカオソイメーサイは8時に開店。お客はまだいなかったので取り敢えず食べてみる。うーん、普通のカオソイだ。料金も安い。ミシュランを取ったからお客が来ているようだが、おやじさんもほぼ愛想が無く、何だかなーと思う。

そこからサンティタム周辺を散策すると、徒歩10分で実に有り難い下町を発見した。朝から豚肉を焼く香ばしいにおいに足が止まり、コンビニより安いスーパーも見つかった。更には懸案だったパン屋まであって感激。思わずパンを買い込んで帰る。昼間はそのパンをかじりながら、既に次の旅の計画を練る。

夕方また散歩する。昼間はかなり暑いが夕方は涼しい風が吹いて気持ちよいチェンマイ。比較的近所にミャンマー領事館やシンガポール学校、そして雲南会館まである。やはりコンパクトシティー、チェンマイはどこへ行くにも便利だ。更にはワットモークローリーという、何ともいい雰囲気の寺まであった。何と有り難いことか。

夕方5時半に開くというスキヘーンの店へ行くと、既に大勢の人が食べている。何とか席があったので、私もちょっと食べてみる。なるほどうまい。そして安い。帰る頃には10人以上が席の空くのを待っていた。チャンプアック門を北上すると、前回説明を受けた古い塔があった。ここチェンマイの歴史、何とか頭に入れたい。

9月27日(水)更に近所散歩

今朝は先日見掛けて気になった麺屋へ行く。バタフライピーという植物を使って鮮やかな色を出すヌードルを作っているという。タイ語ではアンチャン、というから、アンチャンヌードルだった。ポークをトッピングして、美味しく頂く。チェンマイの料理にはかなり工夫が凝らされていて面白い。オーナーは流ちょうな英語を話した。

MAYAの方へ向かうと、蘭州拉麺があった。何だかタイ全土に展開しているらしい。MAYAの向かい側は何となく日本街を形成しており、何と忠犬ハチ公まで作ってしまっている。そしてその横にはちびまる子ちゃんがちょこんと座っている。さらにインパクトのある店、『みさえ』。どう見ても飲み屋の名前にしか見えないが、日本食料品店だった。ここで麦茶を買う。ただ入れる容器が無く、リンピンに探していく。

午後は帰国のフライトを予約する。何と北京経由として、144時間トランジットで入国することを思いつき、フライトを予約してしまった。さて、一体どうなるのだろうか?冬服を持っていないことに後から気付いたが、もう遅い。賽は投げられた。夕方夕飯を探してさまよう。食べたい物が写真で出ていたので入った店は、まさかの麺屋で、他の物はないようだ。何となく騙された気分ではあるが、大人しく麺を食べて帰る。

チェンマイ滞在記2023その2(1)1 チェンマイ宿探し

《チェンマイ滞在記2023その2(1)》  2023年9月24₋30日

いよいよチェンマイ滞在が始まった。まずは住むところを探し、体制を整えることが肝心だ。果たしてどんな生活になるのだろうか。

9月24日(日)チェンマイで家探し

チェンマイ空港には定刻前に到着した。荷物もすぐに出てきて、Boltを呼ぶとこれもすぐに来た。予約した宿まで10分で着く。バンコクとは違って、驚くほど効率的な街だ。気に入った。宿は4年ほど前に泊ったことがある昔の一流ホテル。日本の皇族の写真なども飾られているが、今や人影はない。部屋は広いが、古さは否めない。というわけでかなり安い料金になっており、有り難い。

前回滞在時にガイドをしてくれたケンサンが来てくれた。すぐに近所に家探しに出掛ける。本当に歩いて3分ぐらいのところに広いアパートがあった。中庭にはプールもあったが、部屋はかなり殺風景でちょっと躊躇する(因みに家賃は安い)。道路を渡って路地へ入ると、そこにも数軒の貸アパート(1か月単位)があった。その内の一軒に入ると、内装はきれいで家具も整っていたが、先ほどよりかなり高い。

そして3軒目。結構古いが一応整っており、何といっても家賃が安い。空き部屋が一つしかないというのも評価できる。小さいベランダもあり、窓から風景があるのも良い。エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、調理は出来ないが簡単な食器も付いている。まあいいかな、と思える水準だったので、今日のところはここまでとして、明日チェックアウト後、ここに来ることにした。

ケンサンと別れて、ニーマンの方へ歩く。明日からの生活に備えて周辺の見学をする。実はニーマンをちゃんと歩いたことはない。コロナ前、ここは中国人だらけと聞き、避けていた場所。一度だけチェンマイ大学近くの宿に泊まり、MAYAまで買い物に来たことはある。そして今年1月、ワンニーマンで開かれたティーカンファレンスで劇的な出会いがあり、今回のチェンマイ滞在が決まった場所でもある。

ワンニーマンの裏の方へ歩いて行くと、ちょうどよい食堂があったので、そこでイカチャーハンを食べた。これが旨い、そして安い。チェンマイはいい所だと思った瞬間だ。その付近にはタイ料理から洋食、更にはラーメン屋やカフェなど、何でもあるように見えた。これでチェンマイ滞在は安心だ。

かなり歩いて行くとマックの99バーツセットまであった。マックはやはり外国人向けと地元民向けで値段を分けている。そこからスアンドック門を回り、宿へ引き返すと、いい感じのお寺もある。夕暮れの寺で、まったりしてから戻る。これはチェンマイ生活、止められないかもしれない。

9月25日(月)新居へ

一泊したホテルは広い。そして眺めも良い。しかも料金はかなりお手頃。昔は高いホテルだったのだろうが、隣のショッピングモールも閉店してしまい、ちょっと寂しい雰囲気が漂う。朝はまたニーマン方面へ歩いて行き、ちょっとおしゃれなカフェに入り、朝ご飯を食べる。昔チェンマイに来ると朝食が安くて充実していた印象があったが、やはりカフェがすごく多いので、競争も激しいのかもしれない。

ソーセージにベーコン、目玉焼きにトースト、そして珈琲とオレンジジュースまでついて、150バーツは安い。しかも雰囲気はよく、長居したくなるような木の感じもある。白人さんが何人か来ており、アジア系女性も顔をのぞかせていた。ダラダラ、ボーっとした朝は何といっても幸せだ。

そして昼前に宿をチェックアウト。かなりの日差しの中、荷物を引いてアパートへ向かった。肩肘痛があるので、かなりゆっくり歩いたが、5分で到着する。最終的にもう一部屋見たが、昨日見た方が断然良いので、そこで契約する。掃除などの時間が必要とのことで。午後また来ることにした。

バンコク滞在記2023その3(4)ガチ東北料理はないバンコク

9月22日(土)シムカード

私はタイのシムカードを持っているが、それ以外に旅行用シムを時々買うので、どれがどれだか分らなくなってしまった。そこでYさんに協力を仰ぎ、一緒に近所のAISショップに行ってみた。その結果3つ持って来た全てのカードが旅行用で、探していた物は無くなっていることが発覚する。そこで再発行の依頼をした所『あなたのパスポート番号は登録と違うから発行できない』と言われてしまう。

腹が減ったので八番ラーメンで作戦会議をする。ラーメンと餃子、それにメンチカツまで注文してうっ憤?を晴らす。なぜか外ではキムチを大量に売っている。そこからプロンポーンにあるAISの基幹店へ向かう。小さな店では修正できないというので大きな店へ行く。ところが週末ということもあり、また新型Iphoneの発売日と重なっていたらしく、お客さんで満員。

何とか並んで1時間近く待ってカウンターに辿り着くと、あっさり修正してくれ、しかも新しいプログラムを即日起動してくれた。何とも有難い。というか、簡単ならどこの店でもやって欲しい。そこからお馴染みのカスタード中村へ行って総菜パンをたくさん買い込む。久々にバイタクで宿に戻る。

9月23日(日)リベンジ

朝またフラフラ散歩する。先日行った飲茶をまた食べようと思って歩いていると、何とホルモン麺屋の前を通りかかる。いつも夕方しか行かないから気が付かなかったが、ここは朝からやっていた。結構客がいたが思わず入っていつもの麺を注文してしまった。朝からホルモン、とは思ったが、美味い物はちゃんと口に入り、そして胃に落ちていくものだ。幸せな朝だった。

昼までなでしこジャパンのサッカーを見る。ワールドカップでいい感じだったので、注目度も少しは上がっているだろう。次のオリンピック予選で負けてはリオ五輪の蒸し返しに終わるので、気を付けたいものだ。見終わるとすぐにMRTに乗って一昨日大雨で外に出られなかったところにリベンジ。今日雨は降っていない。

駅を出てすぐに横道に入る。その先は漢字の看板は並んでいたが、思っていたような中華街でもなかった。蘭州拉麺など中国料理屋がいくつか見えた。ただ我々が今探しているのはガチ東北料理。Yさんが食べたことがないというので、必死で探したが、どうしても見付からない。

かなり奥へ行き、更に道を曲がって突き進む。四川系はいくつもあるのだが、東北料理はない。ようやくそれらしい店を見付けて入ったが、料理人はタイ人で華語も通じない。それでも水餃子に土豆絲、干偏四季豆などを頼むと一応それなりの味だった。帰ろうとしたら、また雨が降り始め、Yさんと話しながら止むのを待った。

最終的に小雨になったところで、店を出てMRT駅まで戻る。途中の店では華語も通じたので聞いてみたが、恐らくここでは『地三鮮』は食べられないだろうと言われてガッカリ。これでバンコクでの私のアクティビティーは終了となった。夜はゆっくり休み、明日からのチェンマイに備える。

9月24日(月)チェンマイへ

朝ダラダラと起き上がる。今日はついにチェンマイへ移動する。残ったパンをかじり、荷物を整理して、ロビーで車を呼ぶ。だが月曜日の朝、なかなか捕まらない。ようやく捕まった車がやってきたのは、20分以上経っていた。しかしそこからが速かった。特に高速道路にも乗らず、黙々とした道を走ったが、僅か25分でドムアン空港まで着いてしまった。料金も安くて、有り難い。

チェックインも順調に終了し、時間が余る。いつものように食堂へ行き、ついに鴨麺とワンタンスープのセットを食べる。これで90バーツはお値打ちかなと思う。その後の荷物検査もあっさりと終わり、セブンでドリンクを調達して、いざ飛行機を待つ。特に遅れることもなく、フライトは極めて順調にチェンマイへ向けて飛び立った。機内はそれほど混んでおらず、ゆっくりできるのがタイライオンの良い所だ。

バンコク滞在記2023その3(3)雨季のバンコク

9月20日(木)お休み

何だか疲れが出てしまう。まだほぼ何もしていないのになぜだろう。午前中は完全休養に充てるつもりが、原稿書きに追われた。ランチはYさんといつもの食堂へ行き、いつもと同じ料理を食べる。一番安心感があり、また満足感が得られる。まあ今回バンコクに居るのは、この食事のためだったかもしれない。

午後はどこかへ出掛けようと思っていたが、何と雷雨となる。最近バンコクでは激しい雨が降り、道路が冠水するなど被害が出ていたが、私が来てからはそれが無かった。そして夜の予定も何となくキャンセルとなり、食事を考える。ちょうど雨が止んだので、タイヤ屋さんの麺でも食べようと出て行ったが、残念ながらやっておらず。それならと近くのマックに駆け込み、99バーツセットを頬張る。このセット、チェンマイでは見かけなかったので、ここで食べておく価値はある?

9月21日(金)晴れから雨へ

朝は天気が良かったので、いつも行くバンミーの店まで行ったが、残念ながらやっていなかった。そこで今度は反対に歩き出し、クロントイ市場の向こうまで行く。そこに先日バスから見えた蒸籠が積まれていた店があった。いくらか分からないが焼売と叉焼包を注文する。何と2つで50バーツ。こんなに安いなら明日も来るか、と思う。

クロントイ市場を久々に歩く。結構活気があり、お客はコロナ前と同じようだった。物価は何となく上がっているように見える。そこから宿へ帰り、また休息する。何だか休みが多い。ランチはまたYさんとパッタイの店へ行く。私はパッタイしか食べたことがなかったが、この店にはカオカームーがあると初めて知り、トライする。灯台下暗し。

午後はプロンポーンまで出る。Mさんとおしゃれなカフェで待ち合わせ。このお店、何と日本茶メニューがあり、玄米茶を注文する。煎茶と玄米茶が同じ料金というは日本では考えられない。しかも140バーツとはいささか高い。どれだけのタイ人がこれを頼むのだろうか。まあ、差し湯もしてくれて、ゆっくりお話しが出来たので、良しとしよう。

そこからBTSに乗り、アソークで乗り換える。プロンポーンでは雨模様だったが、アソークでは夕日が見えたので一安心したのだが、何と目的地ホイクワンに到着すると地上は大雨。待ち合わせていたYさんは出口の人ごみの中に立っていた。誰も外へ出られず、人はどんどん増えていく。決断の時が迫り、我々はここを撤退することとした。

ただ宿へ戻るにもこの雨では難しい。そこでMRTでアソークまで戻り、ターミナル21で夕飯を食べることにした。一番良いのはフードコートなのだが、当然のことながら席がない。雨もあるから空きそうもない。そこでふらふら歩き始めると、目の前に中華のSee Fahが現れた。ちょうど知り合いから、ここのクレーポットが美味しいと聞いていたので、思わず入ってしまった。

この店はチェーン店で、以前は近くのモールにも入っていたが、今はないので、かなり久しぶり。所謂なんちゃって中華系だと思い込んでいたが、そうではなく、1936年創業。潮州系がオーナーと思われる。確かに焼売は潮州系の形をしており、ラートナーもかなり旨い。なぜ今まで気づかなかったのだろうか。

何とか雨が小降りなったが、タクシーは捕まらないので、バスで帰ることにしたが、なかなか来ない。道路はかなりの水が溜まっており、乗り降りするのも一苦労だった。更にバスを降りてほんの少し歩くのも大変。結局車で10分のところをバスと徒歩で1時間以上かかった。バンコクの雨季は本当に侮れない。