《蘇州お茶散歩2013》(6)蘇州 いきなりIT博覧会へ

10月16日(水)

なぜかIT展示会へ

翌朝ホテルをチェックアウトして、王さんのオフィスへ。こじんまりしていたが、展示物が多く、色々なビジネスをやっている様子が伺える。日本と中国を繋ぐ仕事、何とも幅が広い。王さんはいくつも飛んでくるニーズに一つ一つ丁寧に答え、確実に積み上げていったのだろう。

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ここで王さんとお別れして、IT展示会に行くことに。ところが午前9時過ぎなのに、タクシーが全く捕まらない。走ってきても乗車拒否される。どういうことだろうか?仕方なく王さんのスタッフが運転して送ってくれることに。何とも申し訳ない。

 

どうして私がIT展示会へ行くのか。これも不思議なご縁だが、昨年1度セミナーに呼ばれた先の主催者Yさんが偶々この展示会の関係で出張してきていたのだ。せっかくなので会場で会うことに。会場は蘇州でも一番大きなコンベンションホールだと思うが、そこに人が溢れていた。やはりITはいまだに活気があるのか?

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Yさんとちょっとミーティングして、展示を少し見学。日系企業も多く出店していたが、勢いは韓国・台湾勢か。更に11時からオープニングセレモニーがあり、蘇州市長以下の列席で盛大に取り行われていた。中国は未だに仰々しいセレモニーが好きなんだな。

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久しぶりの再会

会場を出てそのまま開発区を行く。昔の蘇州のイメージは埃っぽくて、あか抜けない感じだったが、開発区を歩くとそのイメージが一変した。従来上海からの日帰りゾーンだった蘇州にも高級ホテルが建ち始め、久光などのデパートも充実していた。空気も川も上海より遥かにきれい。

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今回最後に会ったのは、昔北京で一緒だったHさん。同じグループの金融機関だったことから仲良くしていたが、彼はその後上海、北京を渡り歩き、蘇州のオフィス開設と共に赴任していた。ランチを共にしたが、忙しい彼はこの後すぐに成都へ出張に出るという。

 

Hさんによれば『今の開発区は、上海よりもはるかに暮らしやすい。物は何でも揃うし、上海ほどごみごみしていない。ひょっとすると日本人にとって中国一住みやすい街かもしれない』とのこと。反日の時は一部で被害があったものの、その後特に問題もないようだった。

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食事後、タクシーでホテルへ戻り、荷物を取ってそのまま駅へ。立派な駅で切符もスムーズに変える。高速鉄道でわずか30分、上海、虹橋駅へ着いてしまった。確かに蘇州は便利になった。

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