チェンマイ滞在記2023 その4(3)突然JJマーケットへ

2月12日(日)突然JJマーケットへ

翌朝はさすがに腹が減らない。10時過ぎて散歩に出て、またジョークを食べる。この辺が軽い食べ物ということだ。そのまま散歩を続けた。以前出されたクッキーが意外と美味しかったので、買ってみたいと思い、Googleで調べて歩いて向かう。途中『WASEDA』と大きく書かれた学校を見た。あの早稲田かと思ったが、どちらかというと早稲田ゼミの雰囲気か。語学学校で、タイ人に日本語や英語を、日本人にはタイ語を教えているらしい。

実はそのクッキー屋は予想以上に遠くにあり、しかもそこにあったのは工場だった。恐る恐る工場の人に『クッキー』と言ってみると、何とも親切に工場の前にあるショップまで案内してくれた。ショップのスタッフも大変親切で驚く。顧客満足度向上とはこんなところから来るのではないだろうか。思わず余計に買ってしまい、売り上げに微々たる貢献をする。

だいぶん暑くなってきたので、フラフラしながら歩いて帰途に着く。ところが途中でトイレに行きたくなり、ふと見るとそこにマーケットがあったので、その中のトイレを借りた。出て来るとちょうどあのMonsoon Teaのショップがある。庭では日曜日のマーケットが開かれ、服などが売られている。

ふと見ると、向こうに座っている女性に見覚えがある。何と先日リス族村に一緒に行ったAさんではないか。ここで逢うとはお互いにビックリ。やはりチェンマイは狭い。Aさんは3人と話していたが、皆日本人。しかも今ここで知り合ったというから驚く。うち一人はチェンライの茶イベントに参加するというから更に驚きだった。どうやって仲良くなるのだろうね。

Aさんとマーケットをフラフラすると、豆乳が売られていたので、買って飲む。何と宣伝に日本語が書かれていたので、理由を聞いてみたが、『実は枝豆農家で、日本にかなり輸出している』というから、またまた驚いた。日本の枝豆って、チェンマイ郊外から来ているのか。その後日本から逃避してきたという男性と3人で、仏像の前でお話を続けた。何とも穏やかな午後の時間が流れていく。夕方2人と別れて、一人とぼとぼと歩いて帰る。チェンマイの夕方はさほど暑くないので、有難い。

2月13日(月)P先生と再会

今日も少し疲れが出ており、ゆっくりと過ごす。それでも11時前には外へ出て、ランチを探す。ちょうどよさそうなカフェがあり、クラブサンドイッチの朝食メニューもあったので入ってみたが、なんとクラブサンドは単品でコーヒーを余計に頼まなければならなかった。耄碌すると損が多い。何となく物足りず、いつものお寺の麺まで食べてしまった。

昼過ぎP先生が来てくれた。思えばチェンマイに来てすぐに会いに来てくれたのは彼女だった。あれからもうすぐ1か月、嬉しいほどの幸運について報告できるのは何とも喜ばしい。涼しいカフェで話していると時間はあっと言う間に過ぎてしまい、次回の再会を期して別れる。

夕方散歩に出た。さっきP先生と日本食の話などをしたこともあり、急に和食を探す。と言ってもよく分からず、適当に検索する。20年近く前に訪ねた店かと思い、少し郊外まで歩いて行ってみた。ところが到着するとそこは全く新しいお店。ただ日本語の本や漫画が沢山あるのは、何かの名残ではないだろうか。ここでかつ丼を頂く。何となくスプーンで食べたほうがよさそうな感じが如何にもタイらしい。

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